農文協からのお知らせ

2012年8月10日

【新刊】土と施肥の新知識(全肥商連・企画)発行のお知らせ

カテゴリー: お知らせ, 新刊 — okabe @ 11:17 AM

■農文協より
全国肥料商連合会・企画
渡辺 和彦/後藤 逸男/小川 吉雄/六本木和夫 著
新刊『環境・資源・健康を考えた 土と施肥の新知識』を発売いたしました。

9784540122163土と肥料の新知識

■生産現場を熟知した著名な研究者が、それぞれの専門分野を活かして執筆した
土・肥料・植物栄養の最新テキスト!

【著者】

渡辺 和彦  東京農業大学客員教授(兵庫県立農林水産技術総合センター農業大学校嘱託)
後藤 逸男  東京農業大学教授
小川 吉雄  鯉渕学園農業栄養専門学校教授(東京農業大学客員教授)
六本木和夫  女子栄養大学非常勤講師

【内容】 農業に求められるものは、ひと昔前の収量重視の農業の時代から大きく変化した。より安全なもの、より高品質なものを求める消費者のニーズの変化、環境への配慮、資源の枯渇…。今こそ農業をとりまくさまざまな要因を考慮した、より効率的、より適切な肥培管理を実践できる技術が必要とされている。

土はなぜ農作物に必要なのか、肥料の種類や効果といった基礎的な部分から、土壌診断のやり方、施肥設計のたて方、さらには肥料の養分と人間の健康との関係までを詳しく解説!

●「推薦の言葉」より……

現在の日本農業を考える場合、国民一人一人がもっとも関心を払っている点はまさに「環境」「資源」「健康」であり、これらへの配慮なしには、今や、農業書としては役立たない。「環境」や「健康」は農業生産者以外の人々にも大いに関心が持たれるところであり、一方、「資源」は肥料原料となるリン酸とカリは海外に頼らざるを得ないわが国の状況と、その上、世界的にこれらの資源が枯渇の傾向にあることから、肥料製造業者や農業生産者にとっては、取扱いには恒に気を配らなければならない状況に置かれている。

「施肥」という農業生産の現場では不可欠な行為は、現在、土壌の種類に応じて、作物種とその生育特性に合わせた合理的な方法により、健全で、おいしい食材の生産が行なわれており、以前よりもより精密で、より定量的な方向に向かいつつある。本書の執筆陣はいずれも、研究室に閉じ込みがちな研究者ではなく、絶えず農業の現場を通して、生きた農業科学を実践されている農業科学者である。それゆえに、読む者をして実践の状況が手に取るようにわかる。農業生産者や農業技術者はもちろん、一般の消費者の方々にも一読をおすすめしたい書物である。(松本聰…東京大学名誉教授)

詳しくは、PDFの●内容チラシ&注文書をご覧ください。

お求めは全国の書店・もしくは「田舎の本屋さん」へどうぞ!

2011年10月27日

出版梓会・出版ダイジェスト10月5日農文協特集号

カテゴリー: 広告, 新刊, 書評, 農文協通信・出版DG — okabe @ 11:57 AM

■出版ダイジェスト総合版 2011.9.21号(pdf) 紙面

DG223601

出版ダイジェスト紙はこの10月で廃刊になりました。
最後の農文協特集号はこちらのPDFでご覧ください。

2011年10月5日

新雑誌「のらのら」が発刊!「のら部」も発足。部員証交付します!

カテゴリー: お知らせ, 新刊 — okabe @ 1:49 PM

新雑誌「のらのら」が発刊!2011年10月5日

rogo_noranora

隔月刊「食農教育」が新装、新雑誌「のらのら」とタイトルを変えて発刊されました!

●全国、全世界の「のらぼーず・のらガール」とその保護者さまに贈る、本格派子ども農業雑誌の誕生!です。

noranora
■全国のこどもたちへ
『のらのら』読んで、のらにでよう

のらってなにか、知っている?
のらとは、お家の近くの田んぼや畑、野原、山、川、海辺のこと
つまり、人がかかわる身近な自然だ
のらでは、野菜や家畜が元気にそだつ
のらには、花や虫、鳥や魚、いろんな生き物がやってくる
のらでは、農家のおじさん、おばさんが働いている

ぼくらものらに、でかけよう
のらは、じいちゃん、ばあちゃん……、大人だけのものじゃない
あそんだり、お手伝いしたり、おこづかいを稼いだり
こどもだって、のらが好き。

のらが、ぼくらを待っている!

『のらのら』編集部より

今号の目次は こちら

■刊行を記念して「のら部」つくりました!

noramenkyo

農業好きなのらぼーずやのらガール(元のらぼーず・ガールも可)による
「のら部」を立ち上げ、毎号部員からの手紙や写真、作文などを紹介します。
(1)特典
・免許証そっくりの部員証と、「のらのら」にでてくるキャラクターが入った缶バッチが手に入る。
・年齢によって、部員証の色を変える予定。7歳未満の幼児はピンク、こどもは青、20歳以上の大人はゴールド、65歳以上のジジババはシルバー。

(2)有効期間
・2年。

(3)活動内容
・各自におまかせ(とりあえず、各自がのら仕事に励むこと。のらのようすを写真や作文で送っていただければ、紙面で掲載されるかも!?)
・「バケツ稲1本植えコンクール」「各支部による『のらのら』読者交流会」の企画など、読者の皆様からのアイデア大歓迎です。

(4)申込方法
・雑誌巻末の読者ハガキで。

(5)入部資格
・子どもだけでなく、自称「元のらぼーず・のらガール」のじいちゃん、ばあちゃんや、のら好きな大人もOK。

編集部の手づくりが間に合わないほどの応募をお待ちしています!

その他、内容等くわしくは「のらのら」ページへどうぞ。

からのアイデア大歓迎です

2011年8月10日

農文協の電子書籍第2弾発売のご案内

カテゴリー: お知らせ, 新刊 — okabe @ 1:04 PM

田舎の本屋さんで

農文協PDF版電子書籍の第2弾を販売開始しました。

PDF版電子書籍のコーナー

今回収録した作品は以下の通りです。

■全集(クリックで詳細・注文画面になります)

54E74004

「近藤康男著作集1・チウネン孤立国の研究     近藤康男/著」

近藤康男著作集 全13巻・別巻1 の第一巻です。

長らく品切状態になっていました

このたびの電子書籍化で蘇りました。

研究者にとっても貴重な文献です。

(続きを読む…)

2011年7月12日

この夏、新しい雑誌が誕生。はたけ大好きなこどもとおとなへ…『のらのら』。

カテゴリー: お知らせ, 新刊 — okabe @ 11:45 AM

隔月刊『食農教育』が新しく生まれ変わります!(新装刊『のらのら』準備号発売!)

syokunou81L

●まんが雑誌やお勉強雑誌でもない。農業が大好きなこどもたちが親や祖父母といっしょに読める、「こども版・現代農業」です。
●「農とかかわりたい!」「野良にでたい!」、作物に愛情を注ぎ、その成長に一喜一憂し、収穫をよろこび、四季の恵みを味わう。こんなこどもやおとなをとことん応援。
それが『のらのら』です。

7月12日発売・夏号の特集は、「こども農業はじめよう」。全国各地の農産物直売所でお手伝いをしたり、自ら栽培した野菜を販売している、農業大好きな少年(「のらぼーず」)や少女(「のらガール」)が続々と登場します。こどもたち自慢の野菜やアイデア商品が紹介されたり、詳しいそだて方が解説されたりと、こども目線での園芸情報が満載です。

◆特集記事から…
おすすめは、一㎡の畑でできるベビーリーフづくり。必要なものは、鶏糞と硫安、鍬とレーキ。こどもでも買える安い資材や簡単な道具を使っての、耕し方、ウネの立て方、タネのまき方(スジまき・バラまき、それぞれのメリット、デメリット)などが、ていねいに紹介されています。一袋一二〇円のサラダセットにして、こづかい稼ぎ。成長の速い温かい時期なら、たった一㎡で月三〇〇〇円をねらえます!
教えてくれたのは、現在20歳の「元・のらぼーず」、水上拓也さん。現在、四つの直売所で野菜を販売する農家ですが、幼稚園のころから野菜を植えはじめ、小学四~六年では、自宅前の田んぼ一aを開墾。まさに、生粋の「のらぼーず」ですね。

ほかにも、
◆しいの実やむかご、銀杏など、ただのものを集めて月2万円稼ぐ高校生。
◆レジ係や出荷補助、駐車場の案内係など、小学生から高校生までが活躍する直売所も登場。
祖父母世代だけでなく、孫が元気にお手伝いする〈にぎやか直売所〉が、地域の未来も明るくします。塾や習いごと、TVゲームに忙しいいまどきのこどもたちですが、きっかけひとつで「のら好き」になる。
『のらのら』は、直売所や地域社会の新しい姿を提案する雑誌なのです。

連載記事として
◆機械コーナー(管理機まるわかり!)
◆野菜づくりコーナー(とびきり大きなダイコンのそだて方)
◆食べものコーナー(松葉、メロン、クワの葉……で、天然サイダーづくり)
◆自然あそびコーナー(カニカゴでナマズをとる、食べる)も。
あなたもきっと本気で「のら」に挑みたくなるはずです!

「ノラ(野良)」とは、田畑や川、沼を含む生産空間を指す言葉。「のら」をフィールドにして、「家族の手伝いをする」「身近な自然であそびを工夫する」「自らこづかいを稼ぐ」といった〈昔のこども〉が当たり前にもっていた「生活し、生産する力」を、現代のこどもたちにはぐくむ雑誌。

『のらのら』にどうぞご期待ください!

*『のらのら』は、雑誌『食農教育』(隔月刊)がリニューアル、年4回発行の季刊になりました。
発売月は、4月、7月、10月、1月。5日発売です。

2011年6月26日

●いよいよ始まります! 農文協の電子書籍(PDF版)販売!

カテゴリー: お知らせ, 新刊 — okabe @ 12:27 PM

ebook002

農文協では、6月27日より、WEB書店・田舎の本屋さん(http://shop.ruralnet.or.jp/)でPDF版電子書籍の販売を始めることとなりました。

第一弾として農文協の書籍を中心に、おもに品切・絶版となっていたものより徐々に電子書籍化していく予定です。

農文協の出版する農業書や実用書は、長い間読み継がれ、また何度でも読み返されているものが多く、入手できない本には復刊リクエストも寄せられています。今回の電子書籍は、特にリクエストが多かったものをPDF化し、ダウンロード販売するもので、インターネットを通じてお客様のパソコンや携帯端末内に保存していただきお読みいただくしくみです。

PDF版電子書籍のコーナー

●大震災と原発事故が20年以上前に出版された書籍を呼び戻した。

東日本大震災と原発事故のあと、読者から届いたハガキです。『■海と魚と原子力発電所(水口憲哉・東京海洋大学名誉教授/1983年刊行)この本は22年前の出版ですが、3月11日に起きたことが起こるべくして起きていることがわかり唖然としました。これから先、全国の「原発」に対して毅然として反対運動を起こさねばならない時だと考えさせられました。高木仁三郎「わが内なるエコロジー」・「核の世紀末」、名取弘文「子どもと話そう原子力発電所」も注文します。これらの書籍が品切れであれば、是非、再版を!』

書店様からの注文によって、原発・核をテーマにした書籍も品切れとなっていましたが、このたびの電子書籍化第一弾となることが決まりました。1980年代にすでに地震・津波による原発のメルトダウンを予見し、警鐘を鳴らしていた高木仁三郎氏らの著作は、いま読み直されることによってこの国の進むべき道を示してくれるはずです。

● 電子書籍化これからのラインナップ 井原豊さんや坂本廣子さんの著作も

昭和60年代に雑誌「現代農業」登場以来、米つくり、野菜つくりで熱烈なファンクラブ「豊会」を全国に誕生させた井原豊さん。品切れしていた本も含めて「井原流」が蘇ります。また、最近は米粉クッキングの著作も多い坂本廣子さんの元祖・食育本「台所育児 1歳から包丁を」と高齢者・ひとり暮らしでも料理を作る楽しみを「坂本廣子のがんばれひとりのごはん」シリーズなども登場。そのほか、人間選書や農業書・実用書の入手不能だったものも順次公開・販売を始めます。

●電子書籍(PDF版)のご注文について

ご注文はネット会員(無料)または田舎の本屋さん会員(有料)の登録が必要です。またご精算はクレジットカード決済のみとなります。著作権保護のため、ダウンロードしたファイルには、メールアドレスが埋め込まれ、印刷、文字の選択コピーはできません。

くわしくは「田舎の本屋さん」ご利用案内の こちら をご覧ください。

2011年1月6日

「木の家リフォームを勉強する本」出版記念イベントのお知らせ

カテゴリー: お知らせ, 新刊, 著者 — okabe @ 9:01 AM

「木の家リフォームを勉強する本」出版記念イベントのご案内

ZASSI54010196

「木の家リフォームを勉強する本」出版記念セミナーが、1月21日(金)午後 行われることになりました。
トークセッションと、懇親会の2本立てです。
会場は 東京の早稲田大学戸山キャンパス近くの早稲田奉仕園のスコットホールという文化財級の建物です。

皆様のご参加をお待ちしております。

日  時/2011年1月21日(金)
16:00~20:00(開場・受付15:00~)
場  所/早稲田奉仕園 スコットホール
(Part 2 懇親会も同施設内にて)
(東京都新宿区西早稲田2-3-1)

対 象 者/建築関係者、その他誰でも参加できます
募集人員/150名程度(先着順 Part 2 懇親会は50名程度)
参 加 費/Part1のみ、  1,000円
Part1~2全て、7,000円(飲食代6,000円含む)

申込締切/2010年1月17日(月)

お申し込みはこちらより(PDF)

2011年1月5日

緊急出版:農文協ブックレット「TPP反対の大義」が置いてある書店です。

カテゴリー: お知らせ, 新刊 — okabe @ 2:23 PM

農文協ブックレット「TPP反対の大義」、注文殺到で只今増刷中です。

54010284

取次(問屋)様からいただいた、比較的多めに配本してある書店を一覧にいたしました。

一覧TPP配本店(エクセルファイル)

お急ぎの方は各書店様へお問い合わせください。

尚、増刷は14日出来予定です。

テキストまとめのご採用などは、お電話でお問い合わせください。

◆農文協・普及局「TPPまとめ注文」係り 03-3585-1143

品切れでご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。

2010年12月9日

ブックレット「TPP反対の大義」を緊急出版します。

カテゴリー: お知らせ, 新刊 — okabe @ 2:30 PM

農山漁村文化協会では、今回のTPP・貿易自由化路線の急浮上に対抗し、

ブックレット「TPP反対の大義」を緊急出版いたします。

(1/20増刷出来予定です)

TPP反対の大義

「TPP反対の大義」

12月末発行
A5判・142頁
定価840円

>>田舎の本屋さんで購入する(送料120円)

TPPとは何か、という入門知識から、TPPと農業の構造問題、消費者の暮らしは楽になるのか、地方はどうなるのか、さらに農家からの発言などをとりあげ、TPP反対の科学的、全国民的大義を明らかにします。

是非、地域で、JAで、グループでの学習会にも御利用ください。


目次

まえがき

PART1 TPPと農業・農村、日本社会

TPPは社会的共通資本を破壊する 農の営みとコモンズへの思索から

宇沢弘文(日本学士院会員・東京大学名誉教授)

TPP批判の政治経済学

田代洋一(大妻女子大学社会情報学部教授)

TPP——アメリカの対アジア戦略

服部信司(日本農業研究所客員研究員)

真の国益とは何か TPPをめぐる国民的議論を深めるための13の論点

鈴木宣弘(東京大学大学院教授)/木下順子(コーネル大学客員研究員)

TPPと日本農業は両立しない TPPは日本を失業社会にする労働問題でもある

森島 賢(立正大学名誉教授)

TPP論議と農業・農山村 前原外相発言を批判する

小田切徳美(明治大学教授)

TPPと日本農業の構造問題

安藤光義(東京大学大学院准教授)

世界貿易の崩壊と日本の未来 TPP=タイタニックに乗り遅れるのは結構なことだ

関 曠野(評論家・思想史家)

食料自給を放棄した例外国家への道を突き進むのか TPPへの対応で問われるニッポンの国家の“かたち”

谷口信和(東京大学大学院教授)

北東アジアにおける食料・農協同の芽を摘み取るTPP

飯國芳明(高知大学教授)

グローバル時代だからこそ地域内再投資力の育成と地域循環型経済づくりを

岡田知弘(京都大学大学院教授)

PART2 TPPをむらと地域から考える

TPP激震地をゆく〈北海道〉 道経連を含む「オール北海道」で反対する

東山 寛(北海道大学大学院助教)

TPP激震地をゆく〈沖縄〉 さとうきびを壊滅させ、沖縄農業消滅に直結するTPP

来間泰男(沖縄国際大学名誉教授)

米韓FTA交渉における韓国政府の農業の位置づけを検証する 日本が韓国の轍を踏まないために

柳 京煕((社)JA総合研究所協同組合研究部主任研究員)

農家は「自衛農業」でわが身を守る

山下惣一(農家・作家)

「いのち」を永久につないで行くために

石田三示(農家・民主党衆議院議員)

現在の条件でしか考えない愚策

今橋道夫(農家 北海道美唄市)

TPPに抗し、「社会的協同経営体」の広がりを 進化する集落営農の大きな可能性

楠本雅弘(農山村地域経済研究所長)

市場の時間、むらの時間

内山 節(哲学者・立教大学大学院教授)

PART3 自治体、協同運動とTPP

協同はTPPを超える

蔦谷栄一((株)農林中金総合研究所特別理事)

生活クラブ生協のめざす消費者像とTPP

加藤好一(生活クラブ連合会 会長)

一時的な外交政策で、わが国の将来を不安に陥れることは許されない

藤田和芳(大地を守る会 会長)

いま問われているのは、私たち自身である

山本伸司(パルシステム生活協同組合連合会 常務執行役員)

TPPへの参加に反対する

服部郁弘(JF全漁連 代表理事会長)

国の根底を崩すTPP 政府がやるべきことは、足腰の強い農林水産業の確立と農山漁村の再生だ

藤原忠彦(全国町村会長)

(掲載順)


まえがき

本書はTPP(環太平洋経済連携協定)反対の“国民的大義”を明らかにするために編まれました。
「大義」とは「人の道」というほどの意味ですが、これとあわせ「国民的大義」とは、TPP反対を農業・農家保護の問題としてではなく、商工業、消費者も含むすべての国民の問題として論じることであり、日本社会の存立に関わる問題として論じることを意味しています。
そのような立場から本書では、TPPへの参加が、いのちと暮らしを支える農林水産業はもとより、圧倒的多数の商工業や地方経済に大きな打撃を与え、日本社会の土台を根底からくつがえす希代の愚策であることを明らかにします。
政府首脳やマスコミは、工業VS農業、一流の国に踏みとどまるのかVS農業を守るために二流の国に成り下がるのか、開国で成長加速かVS鎖国で凋落か、という対立構図をつくりあげ、煽っています。総じて「国益VS農業保護」という構図です。
本書では、こうした構図自体が誤っていることを理論的にあきらかにし、農業と商工業が相たずさえて発展する道、むらと農家経営を守り日本の国土、自然を守る道、すべての国民が末永く日本の国土、地域社会で安らかに暮らしていける道、その土台となる農業の大義、地方経済の大切さ、地域内循環型経済づくりの展望等々を全力をあげて明らかにします。
執筆陣は政治・経済学者、哲学者、農学者、農家、生協、漁協、自治体関係者など総勢26名の方々。小異を残し大同について健筆をふるっていただきました。
本書がTPPに係る国民的論議を深める上でお役に立てれば幸いです。
2010年12月

(社)農山漁村文化協会編集局


なぜTPPが急浮上してきたのか。TPPは、シンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリが加盟する、関税全廃、例外品目なき自由化を原則とする自由 貿易協定で、FTAやEPAよりもさらに強力な、究極の自由化協定だ。これにアメリカ、カナダ、オーストラリア、ペルーなどが加盟または加盟の検討を表明 している。アメリカのねらいは、いまや世界の貿易量の4割を占めるほどに経済成長著しいアジア市場により深く食い込むことであり、このアメリカの圧力と輸出企業を中心とする財界の意向を受けて、政府があわただしくTPP参加に動き出したのである。マスコミも、「(GDP)1.5%を守るために98.5%を 犠牲にして良いのか?」という前原発言や、「鎖国か開国か」、「このままでは日本は乗り遅れる」などといった財界や学者の「わかりやすい」言動を振りまきながら、TPP路線を後押ししている。ムギ、ダイズなどすでに十分「開国」していることは問題にせず、農業サイドや地方からの反対の動きも紹介している が、「業界エゴ」といった雰囲気を濃厚にした扱いだ。

「貿易」も「国際連携」「国際協調」も、大事なことである。しかし、TPPやEPAが進める貿易自由化は、市場原理主義に基づいているがゆえに、「連携」も「協調」も、もたらさない。

TPPに日本が参加し、農産物関税を全面的に撤廃した場合の影響について農林水産省は、国内農業生産額(約10兆円)の4割が失われると試算し、 かたや経済産業省は、「輸出が8兆円程度増え、日本経済に大きなプラス」としている。国内農業生産額の大幅減少は農業・農家だけでなく地域の雇用を減少さ せ、地域経済を疲弊させる。輸出が8兆円増えたとしても、その利益が地域に回る割合は限られるだけでなく、それは世界の地域の犠牲のうえに得られる可能性が高い。一方、中小企業の経営はよりきびしくなり、海外からの「安い農産物」が格差社会を固定化させる。地域の自然も農業も文化も引き継がれず、自国の食文化を享受する国民としての喜びも失われ、おかしな国になってしまう。

ここに「TPP反対の大義」がある。ひとり農家、農村に留まらず、この国の形をゆがめる重大事である。

政府・財界・大マスコミによる、まるで農業が日本経済のお荷物でありガンであるかようなの大合唱をハネ返さなければならない。農業にうとい、少なくない消費者も巻き込まれ、誤った「常識」が形成されてしまうかもしれないからである。(現代農業 2010年1月号主張より・抜粋)

TPP反対の大義

「TPP反対の大義」

12月25日発行
A5判・142頁
定価840円
ご注文・お問い合わせは 申込書(PDF) もしくは

TEL03-3585-1141 農文協・普及局まで

>>田舎の本屋さんで購入する(送料120円)

2010年10月14日

DVD赤木さんの菜の花緑肥稲作・YOUTUBEで「ちら見」できます!

カテゴリー: お知らせ, 新刊 — okabe @ 9:47 AM

DVD赤木さんの菜の花緑肥稲作・YOUTUBEで「ちら見」できます!

9784540102486-3

月刊現代農業でおなじみ、岡山市で菜の花緑9784540102486-7肥稲作をやっている、赤木歳通さんのDVDが発売されました。

「DVD赤木さんの菜の花緑肥稲作 除草剤いらずイネは「への字」で健全生育」85分

…菜の花を田んぼにすき込むと、雑草が抑えられて、土づくりにもなる。一面に花が咲き、生き物も増え、人も喜ぶ。そしておいしい米がとれる。収益があって、楽しくて、ラク。そんな赤木さんの稲作作業のコツをご紹介します。

YOUTUBEでちょこっと見ることが出来ます。 こちらから どうぞ。

田舎の本屋さんでのおもとめは こちら 税込み価格7875円・送料400円です。

« 新しい投稿古い投稿 »

Powered by WordPress